アギーレ手の内隠さん「成長見せたい」

 「国際親善試合、日本-オーストラリア」(18日、ヤンマー)

 サッカー日本代表は18日に、ことし最後の国際親善試合・オーストラリア代表戦に挑む。日本代表のハビエル・アギーレ監督(55)は17日、試合会場で会見し、「手の内を隠すことはしない」と断言した。国際Aマッチの通算対戦成績は7勝8分け7敗。アギーレ監督就任後、初のアジア連盟加盟国との顔合わせで、2連覇を目指す来年1月のアジア杯(オーストラリア)への試金石とする。

 アジア最大のライバルを全力でたたきつぶす。オーストラリアと戦うアギーレ監督の語気は強かった。「アジア杯でも、W杯予選でもライバルとなる存在。ベストな11人を選んで、目的は勝つこと。明日は勝ちたいと思う」。指揮官の目がギラリと光った。

 来年1月に迫るアジア杯。前回大会でも決勝で激突した相手だが、「手の内を隠す考えはない。今まで通りプレーするし、セットプレーも隠すことはない。隠すことよりも、見せたいと思う。日本が成長したところを見せたい」と言い切った。全力で勝ちにいき、日本の強さを見せつけることがアジア杯、そしてW杯予選につながるというのが指揮官の考えだ。

 “イメージトレーニング”も行っている。練習前のミーティングでは、6-0で大勝した14日のホンジュラス戦を30分間にまとめた映像を選手に見せた。「すばらしいプレーが連続した30分だった。明日の試合前にも見せたい」。得点を量産した一戦のイメージのまま臨む。

 試合後には、海外組視察のために欧州へと飛ぶ指揮官。「明日、ベッドに入る際に(アジア杯メンバーの)23人中、22人が決まったという状況にしたい」。年内最後の一戦で勝利し、アジア連覇に結びつける。

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