アギーレ監督ドバイへ“007”派遣

 日本サッカー協会は、アジア杯(来年1月9日開幕・オーストラリア)出場国の親善試合が12月に集中開催されるアラブ首長国連邦(UAE)のドバイへ「偵察部隊」を派遣することを決めた。

 日本代表が1次リーグで対戦するパレスチナ、イラク、ヨルダンのライバル3カ国などは気候が温暖なドバイで直前合宿を張る。湯浅理平・分析スタッフに加え、ゲリングコーチやリカルドGKコーチら現場コーチ陣も派遣し、直前のデータを収集したい考えだ。

 アジア各国の情報に精通していないメキシコ人のハビエル・アギーレ監督(55)にとって、選手個々の特徴やチームの戦術、スタイルを把握しておくことはアジア杯連覇へ欠かせない重要事項。アギーレ体制の目と英知を結集し、ライバル国を丸裸にする。

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