アギーレ八百長疑惑 判決まで3~4年も
サッカー日本代表のハビエル・アギーレ監督が4日、2011年当時のスペイン1部リーグの八百長疑惑が報じられた問題で、日本サッカー協会から事情聴取を受け「一切やっていない」と潔白を主張した。
現在は、予備捜査の段階となっている八百長疑惑。今後はスペイン検察局がアギーレ監督を含む関係者を告訴すると、本格的な捜査が始まる。告訴された人物は裁判所に召喚され、供述が求められる。その結果、起訴が決まると正式な公判が行われ、有罪か無罪の判決が下る。
スペインには、スポーツにおける八百長などを取り締まる刑法が10年に制定され、有罪の場合は6カ月から最大4年の懲役刑が科せられる可能性もある。一般的なスペイン国内での刑事事件では、すべての手順を踏み、判決が下るまで長ければ3~4年かかるケースもあるという。