アジア杯優先し監督の処遇を先延ばし
「アジア杯・1次L、日本-イラク」(16日、ブリスベン)
サッカー日本代表のハビエル・アギーレ監督(56)が関与したとされる八百長疑惑の告発をスペインの裁判所が受理したとの報道を受け、日本サッカー協会は15日、都内で理事会を開き、対応を協議した。
アギーレ監督の招へいを担当した原博実専務理事(56)は会見で、監督の処遇を先延ばししたことについて「日本サッカー界で今、最も大事なことは、豪州で行われているアジア杯。その監督ですし、選手、スタッフが混乱しないようにすること。理事の方からも異議とかはでなかった」と説明した。
16日には1次リーグ最大の難敵イラク戦が控え、「明日の試合に集中できるいい環境をつくってあげたい」と話した。