川崎・大久保17秒弾 ハリル監督視察
「J1、湘南2-1川崎」(22日、BMWス)
電光石火の一撃だった。開始わずか17秒。川崎のFW大久保が先制のゴールネットを揺らした。湘南ボールのキックオフ。相手のミスキックを奪ったFW杉本が持ち込み、2人のパス交換から最後は大久保が左足で決めた。
3試合ぶりのゴールは得点ランク首位のG大阪・宇佐美に1点差と迫る今季15得点目。右足親指を痛め、来月レーザー手術を行う予定だが、3年連続得点王を狙う決定力は健在だった。
日本代表ハリルホジッチ監督が視察に訪れた一戦。東アジア杯の予備登録メンバー50人に名を連ねたが選出されず、W杯2次予選の代表入りについても「それは考えていない」と言い切った。
33歳を迎え、なおも円熟味を増すストライカーは、代表指揮官の目にどう映っただろうか。