サッカー日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督（６３）が３０日、３１日から始まる代表合宿を前に、国内組の選手に奮起を求めた。

　この日、スタッフと共に埼玉県内の宿舎入り。前夜に代表ＦＷ武藤（マインツ）が移籍後初ゴールを含む２得点を挙げたことに話題が及ぶと「トレビアン。もちろん見た。すべて見てます」。武藤だけでなく、ＭＦ香川（ドルトムント）、ＦＷ岡崎（レスター）といった海外組が好調な状況に満足げな様子だ。

　一方で、国内組には渋い表情。２９日のＪ１では代表勢が無得点に終わっており「国内の選手も何かを成し遂げてほしい」と苦言を呈した。選手よりも一日早く宿舎入りした代表スタッフは早速、ミーティングを実施。Ｗ杯アジア２次予選のカンボジア戦（９月３日・埼玉）に向けて動き出した。