松本、U22代表MF前田直輝が同点弾
「サッカー・天皇杯3回戦、湘南2-3松本」(10日、Shonan BMWスタジアム平塚)
松本がU-22(22歳以下)日本代表MF前田直輝(20)らの活躍で、過去7戦で1度も勝ったことがない湘南に逆転勝ちでJ1対決を制し、4回戦進出を決めた。
0-1の前半18分、ゴールまで約20メートルのFK。プレースキッカーを務めるMF岩上の負傷欠場で「即興で用意」(反町監督)し、前日9日に居残り練習で試したプレーで流れを変えた。工藤と安藤が短いパスを交換する間に前田が左へ走って相手のマークを外し、最後は左足で同点ゴールを決めた。チームはこれを皮切りに、今季チーム最多の3点を挙げて突き放した。
「緩いシュートになったけど、入って良かった。これを自信にしたい」と前田。リーグ戦でし烈な残留争いをしている新潟との直接対決(17日・デンカ)を前に弾みをつけた。