吉田 軽率PK献上…前半ロスタイムに
「サッカー・国際親善試合、イラン1-1日本」(13日、テヘラン)
痛恨のPK献上だった。0-0の前半ロスタイム。自陣ペナルティーエリア内でDF吉田麻也(サウサンプトン)が不用意なファウル。即座に主審のホイッスルが響いた。一度はGK西川が防いだものの、こぼれ球を押し込まれて被弾した。
吉田が倒した途中出場のMFトラビは、ゴールの方向を向いておらず、シュートの危機は低かった。吉田は試合前に「無失点を続けていけば、自信になる」と語っていたが、自らのミスで4戦ぶりの失点を喫した。
試合前、ハリルホジッチ監督は先発の顔ぶれに関して「おそらく50%の変更がある」と語っていた通り、3-0で勝った8日のW杯アジア2次予選・シリア戦から先発5人を入れ替えて臨んだ。テストの一面もあったものの、PK献上以外にもクロスボールからピンチを招くなど、守備のもろさも露呈した。