ハリル監督が武藤、槙野、太田を高評価
「J1、FC東京3-4浦和」(24日、味の素スタジアム)
FC東京、浦和両クラブの意地がぶつかり合った試合に、視察に訪れた日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(63)も「(Jリーグで)こういうゲームを見るのはまれだ。戦う意識が高かった。こういうゲームをできるだけ多く見たい」などと絶賛した。
指揮官は何人かの選手名も挙げ、「(浦和の)武藤、槙野のゴールはスペクタクル。(東京の)太田のクロスは浦和DFをパニックに陥れていた」などと評価した。
激しい点の取り合いとなった試合は、先制した浦和が後半にFC東京・MF高橋の2得点などで1点差に迫られながらも逃げ切った。MF武藤は1-0の前半14分に、DF槙野は3-1の後半17分に、それぞれ中央から右足ライナーでゴールを決めた。FC東京のDF太田は、後半29分の高橋のチーム2点目をクロスでアシストした。
勝った浦和は第2S制覇の可能性は消滅したが、年間順位で首位の広島と勝ち点差なしの2位をキープ。競り負けたFC東京は、25日の仙台-G大阪戦の結果次第でチャンピオンシップ(CS)進出圏外の4位に転落する可能性が出てきた。