宇佐美、天敵GKイズワン攻略へ自信

 「W杯アジア2次予選、シンガポール-日本」(12日、シンガポール)

 サッカーのW杯ロシア大会アジア2次予選で、アウェー2連戦に臨む日本代表が8日、千葉県内での練習後、成田空港発の航空機でシンガポールへ出発した。練習には、J2に出場したMF山口蛍(25)=C大阪=を除く国内組11人が参加。FW宇佐美貴史(23)=G大阪=は、6月のシンガポール戦(埼玉)で無得点に封じられたGKイズワンとの再戦へ向け「力の差を見せつけたい」と意気込んだ。

 宿敵の牙城を崩す。宇佐美がW杯予選2戦連発に意欲を見せた。シンガポール戦でチームはシュート23本を浴びせながら、イズワンの神がかった好守の前に無得点。宇佐美は4本のシュートをゴールに結びつけられなかった。

 「自分たちが焦ってGKを乗せてしまった」と振り返ったが、同じ轍(てつ)は踏めない。「素晴らしいGKでシュートが吸い込まれるような部分もあったけど、それが続くとは考えにくい」と攻略に自信を見せた。

 ハリルホジッチ監督が「われわれのリベンジ」と位置付けた一戦。「勝てなかったことでモヤモヤがチームにある。それを払拭(ふっしょく)して力の差を見せつけたい」と指揮官に同調した。

 クラブで左サイドに主戦場を移してから「点を取るハードルが高くなっている」と、新たな壁に直面している。それでも「どう数字にするか、真価が問われる」。自らに言い聞かせるように「真価が問われる」という言葉を繰り返した。

 欧州から注がれる熱視線にも「ポジティブにとらえたい」と話す。天敵GKとの再戦、ゴールという結果で真価を示す。

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