サッカー元日本代表ＧＫ川島永嗣（３２）が３日、自身のブログを更新し、スコットランド１部ダンディー・ユナイテッドとようやく契約の運びとなったことを明かした。また、この日に長男が誕生したことも併せて報告。ダブルの喜びをつづった。

　今年の夏にベルギー１部スタンダールを退団した川島はなかなか移籍先が決まらなかったが、１１月初めにダンディー・ユナイテッド入りで合意。申請中の英国労働許可証が発行される見通しとなったことでの報告となり「ここまでの道のりは長く、決して平坦ではなく、そこにどんな意味を見出せるのか自分でも分からなくなる時期もありました。しかしながら、もし意味すらないのであれば、それを意味あるものにできるのも自分自身でしかなく、自分の中だけでなく、周りの存在にも気づくことができたなら、それがさらに大きな意味を持つのではないかと思います」と、思いをつづった。

　ようやく本契約に向けて進み出したところでの長男誕生。川島は「本日、１２月３日、我が家に長男が誕生しました！！」と、喜びをにじませ「これから心新たに、より大きな責任感とさらなる大志を持って、守るべきもののためにさらに前へ突き進んでいきたいと思います」と誓った。

　現在スコットランドに滞在中の川島は出産に立ち会うことはできなかったが、ビザの見通しがついたことで日本に一時帰国する予定だという。

　川島は１４年９月１０日に、コロンビアと日本のハーフの一般女性と入籍。「夏に日本を出てから４カ月以上自分を支え続けてくれ、出産も乗り越えてくれた妻に心から感謝したいと思います」と、愛妻への感謝も込めた。