日本サッカー協会は２４日、都内のＪＦＡハウスで会見を開き、２０１６年の年間スケジュールを発表した。１８年のロシアＷ杯出場を目指すＡ代表では、５年ぶりにキリン杯（６月３日＝豊田、７日＝吹田）が行われることになった。

　キリン杯は、７８年に創設された「ジャパンカップ」を前身とし、来年が３２回目の開催となる。近年は３カ国による総当たり形式だったが、来年は４カ国によるトーナメント方式で優勝を争う。

　対戦相手は未定だが、会見に出席したバヒド・ハリルホジッチ監督（６３）は「（３月のＷ杯２次予選を終え）代表チームは第２段階を迎える。できるだけ良いチームで臨んで大きなテストとしたい。できるだけ強いところとやりたい」と強豪との対戦を熱望した。

　就任２年目となる来年に「今までよりさらに厳しい要求をしたい」と指揮官。９月から始まるＷ杯最終予選に向け、さらなる強化に取り組むことになる。