「サッカー・スカパー杯、千葉１－０鹿島」（４日、ＫＩＲＩＳＨＩＭＡハイビスカス陸上競技場）

　サッカー男子のＵ－２３アジア選手権で優勝し、リオデジャネイロ五輪出場権を獲得した日本代表の手倉森誠監督（４８）が４日、再始動した。宮崎市で行われたＪリーグのプレシーズン大会、スカパー！　ニューイヤー・カップ、鹿島－千葉を視察した。

　前回ロンドン五輪で４強に導いた千葉の関塚隆監督と話し込む場面もあるなど、アドバイスを受けた。「（最終予選で見せた）人を代えながらの戦いは本大会でも通用するんじゃないか」、「アジアを勝ち抜いたら、その先はチャレンジ。思い切ってやってほしい」などと“助言”されたという。

　仙台市内の自宅から宮崎入りの道中や、スタジアムではサインや握手攻めにあうなど、手倉森監督の知名度も大幅にアップ。「朝は寝坊したが、奇跡的なタイミングでタクシーがきた。まだ奇跡は続いている。握手攻め？今ならまだ御利益があるかもね」。宮崎滞在中は、５試合前後を視察する予定。五輪本大会に向けて目を光らせる。