「サッカー・Ｗ杯アジア２次予選、日本－アフガニスタン」（２４日、埼玉スタジアム）

　日本サッカー協会は１７日、ロシアＷ杯アジア２次予選のアフガニスタン戦と同シリア戦（２４、２９日・ともに埼玉）に臨む日本代表メンバー２４人を発表した。ＦＷハーフナー・マイク（２８）＝デンハーグ＝が１年５カ月ぶりに代表復帰。バヒド・ハリルホジッチ監督（６３）は身長１９４センチを誇るハイタワーの高さに期待を寄せた。ＧＫ川島永嗣（３２）＝ダンディー・ユナイテッド＝も昨年６月以来となる代表復帰を果たした。

　高さでアフガンとシリアの壁を砕く。ハリルホジッチ監督は「われわれのチームにはここまで高い身長の選手はいない。ヘディングのところが興味深い。彼がどのような発展を遂げているか見るために呼んだ」と、ハーフナー招集の意図を熱っぽく語った。

　以前からストライカー不足を指摘していた指揮官にとって、待望の“素材”だった。２月に欧州視察をした際に、ハーフナーと直接会談。「彼と話した時にはやる気も野心もあって、またＡ代表に戻りたいと話していた」と、メンタル面もチェックしていた。

　ザッケローニ時代に初招集されたハーフナーだったが、チームがパスサッカーにこだわっていたため、マッチできず、代表定着はならなかった。「彼を使う時には戦術を合わせられるように変えて、得点に結びつけないといけない。われわれがやったことがないプレーに彼を使う」とハリル監督。守備的な戦いをしてくる相手に、空中戦でゴールをこじ開ける。