手倉森監督 個別面談でふるい落とす
リオデジャネイロ五輪に出場するサッカーU-23日本代表の手倉森誠監督(48)が21日、ポルトガル遠征出発前に成田空港で取材に応じ選手に五輪本大会の覚悟を問う個別面談を行う考えを明かした。
「今回は個別に話をしていきたい。メンタルをえぐる。メダルを狙う監督として本音で言い切りたい。五輪への覚悟を知りたい」
五輪切符を獲得した1月の最終予選以来となる代表活動。48年ぶりのメダル獲得を掲げる指揮官は、厳しい言葉を投げ掛けることで世界と戦える選手を精神面からも見極める。
「聞いた上でどう見抜いていくか。付いて来られない選手は落とす」と厳しい言葉を繰り返した。本大会の登録人数18人入りを懸けた熾烈(しれつ)なサバイバルが始まる。