岡崎狙う100試合目で通算50ゴール

 「W杯アジア2次予選、日本-シリア」(29日、埼玉スタジアム2002)

 W杯アジア2次予選が24日、各地で行われ、アフガニスタン戦に勝利したE組首位の日本の最終予選進出が決定した。日本は25日、1位通過が懸かる29日のシリア戦(埼玉)へ向け、さいたま市内で調整。アフガニスタン戦で先制ゴールを決めたFW岡崎慎司(29)=レスター=は、代表通算100試合目となる節目の一戦で、あと2に迫った通算50得点を狙う。

 7年5カ月の時を経ても、当時と思いは変わらない。100試合のメモリアルマッチへ挑む岡崎は、「初戦のような気持ちで臨む。もっと上に行きたい」と、通算50得点というもう1つの節目を目指し、初心と野心をむき出しで戦う。

 08年10月9日、アラブ首長国連邦戦でA代表デビューし、ここまで99試合48得点。対するシリアは首位を争う強敵だが、昨年10月にアウェーで行われた一戦では突破からPKを獲得し2点目を奪うなど好相性だ。チームの最終予選進出は決まったが「やることは変わらない」。貪欲にプレーするのみだ。

 4月で30歳。代表では川島、長谷部に次ぐ年長となった。後輩に対してどう振る舞うべきか頭を悩ませたこともあったが、「言葉より、もっとのし上がっていきたいって思いをプレーに込めていくことが、若い選手にも伝わる」。英国で厳しい競争を経験したことで、全力投球こそ自分らしいと気付いた。出場試合を3桁の大台に乗せても、ルーキーのように泥くさく、果敢にゴールへ向かう。

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