手倉森監督アラカジュから『あら勝つ』
日本サッカー協会は21日、リオデジャネイロ五輪に出場するU-23日本代表の事前キャンプ地がブラジル北東部のアラカジュに決まったと発表した。1次リーグ最終戦のスウェーデン戦が行われるサルバドールから北東に約270キロ離れた海岸沿いのリゾート地。8月の平均最高気温は約27度で平均湿度は80%近くと、1次リーグ初戦と第2戦が行われる高温多湿の北部マナウスと比較的気候が近いことを重視した。
手倉森誠監督(48)は14年W杯ブラジル大会で現地を訪れた際、元日本代表監督のジーコ氏から受けた助言を参考にしたと明かし、「施設や気候、コンディショニングにも最適。いつの間にか勝っている。『あら、勝つ』」と得意のダジャレを交え、キャンプ地選定の理由を説明した。
ブラジルW杯でベスト16に進出したギリシャが事前合宿を行っており、空港、宿舎、練習場が車で10分以内で移動可能。今回、日本はギリシャと同じ施設を使用する。