手倉森監督、OA枠は第1S後に結論か
リオデジャネイロ五輪に出場するU-23日本代表の手倉森誠監督(48)が11日、新潟-大宮戦の視察に訪れ、日本オリンピック委員会への派遣登録手続きが延期された24歳以上のオーバーエージ(OA)枠について、25日の第1ステージ終了を待って最終決定を下す可能性を示した。
手倉森監督は「五輪のため、日本のために決断をしなきゃいけない」としながらも「様子を見て、こちらが感じてあげるもの。俺もJリーグの監督だった」と話し、OA枠候補のFW大久保が所属する川崎など優勝争いが佳境を迎えているクラブに配慮を示した。
この日は負傷明けの新潟DF松原がフル出場し、FW鈴木も後半29分から今季リーグ戦初出場。指揮官は「プレーできていることは朗報」と、負傷者が復帰しつつある状況に安堵(あんど)した。