さらば炎の守護神!“オレたちのヨシカツ”川口能活まとめ

希代の名GK川口能活が25年の現役生活を終えた。96年「マイアミの奇跡」、98年W杯、04年アジア杯などファンの胸を熱くさせた“炎の守護神”の軌跡を集めた(敬称略)

公開日:2018.12.4

引退セレモニーで両親を前に涙をこらえる

生まれ変わっても「もう一度キーパー」 次の夢は指導者として後継者育成

GK川口能活、涙こらえ引退会見「もう一度サッカーをやるとしてもキーパーを」

 「マイアミの奇跡」、W杯4大会連続メンバー入り、00年と04年のアジア杯優勝、A代表出場116試合といった数々の金字塔を打ち立てた日本の守護神は、時折、こみ上げる思いを飲み込みながら、「もう一度サッカーをやるとしてもキーパーをやると思います」と言い切った。

GK川口能活、涙こらえ引退会見「もう一度サッカーをやるとしてもキーパーを」

 今後は「やはり現場で、指導者として、自分の経験したことを伝えたいし、自分も指導者として、サッカーは常に進化していますから、そのための勉強をこれからもしていきたい。指導者になるための歩みをしっかりと始めたいと思っています」と自身に続く名GKを育てることを誓った。

GK川口能活、涙こらえ引退会見「もう一度サッカーをやるとしてもキーパーを」

 多くのサッカーファンの心に残るGK川口能活。01年にはイングランド2部相当のポーツマスに加入。日本人GKとしては初の主要リーグ国・地域への欧州移籍だった。03年にはデンマークのノアシェランに渡り、05年にJに復帰し磐田に加入。14年にJ2岐阜、16年には最後の所属先となったJ3相模原へ移籍した。カテゴリーを問わず25年の長きに渡ってゴールマウスを守り続けた第2の人生にエールを送りたい。

【追記】ライバル楢崎は名古屋退団が決定的 去就どうなる?

 1つ年上のライバル・川口の引退を現地で見届けた楢崎。自身の今度はどうなるのか。42歳になった今季は1試合も出場機会がなく、J1名古屋退団は決定的な状況。“(選手名鑑に載る)前所属が横浜フリューゲルスでなくなるのがイヤだから”とまで述べ、一途なフリューゲルス愛を抱えて名古屋に在籍してきたが…
 引退か移籍か―。神戸や長崎、地元・奈良(JFL)が興味を示しているというウワサはあるようだが、もう一人の“レジェンド守護神”の去就に注目だ。

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