海堀、岩清水、川澄、大儀見が主将に
「なでしこジャパン合宿」(28日、千葉)
なでしこジャパンの佐々木則夫監督(54)が28日、アルガルベ杯(3月6日開幕、ポルトガル)のゲームキャプテン4人を発表した。今大会の各ポジション最年長選手で、GK海堀あゆみ(26)=INAC神戸、DF岩清水梓(26)=日テレ、MF川澄奈穂美(27)=INAC神戸、FW大儀見優季(25)=ポツダム=の4人。誰がどの試合で務めるかは現地で決めるという。
「どうまとめるか乞うご期待だね」 佐々木監督が予告通り、アルガルベ杯4試合のキャプテンを発表した。
「川澄、岩清水、海堀、大儀見。どう特徴のあるリーダーになって、どうまとめようとするか。乞うご期待だね。ご意見、ご要望があったら、おれに言ってきて」。
岩清水と川澄はそれぞれ所属チームの主将。大儀見も今季、故障で長期離脱した主将の不在中はゲームキャプテンを務める。37年前、帝京高主将としてインターハイ優勝に導いた指揮官は、理想の主将像について「昔のおれ。え、知らないの?」と冗談を飛ばしつつ、「僕は経験させるだけ。どういう資質が生まれるか」と続けた。
岩清水は「昨日、言われました。(代表で)キャプテンマークを巻き、ピッチに出るのは感慨深い。監督の帝京時代は知りませんが…」と話した。川澄は「歴代を見てもあこがれの方々ばかり。自分が代表に入ったときは池田(旧姓磯崎)さんで、澤さん、宮間さん。チームへの気遣いで(存在が)大きかった。そこはしっかりやりたい」と真剣なまなざしだった。