「なでしこリーグ、ＩＮＡＣ神戸２‐１千葉」（２３日、ノエスタ）

　今季からＩＮＡＣ神戸に加入したＵ‐１９日本代表候補のＦＷ道上彩花が後半３５分、ＦＷゴーベルヤネズに代わり途中出場。なでしこリーグデビューを果たした。

　「いつもやっている通り」と、深々と頭を下げてからピッチに入った１８歳。「自分の目指してきた場所に立てた。少ない時間だったけど楽しくできたし、いい緊張感でした」と笑顔で振り返った。

　決して納得はしていない。わずか１０分間の出場でシュート０本に終わったことに「どんな時間に入っても、ＦＷなので点を取るのが当たり前」と、反省の言葉も口をついた。

　目標とする２桁得点へ、１６９センチの大型新人は「開幕戦に出られて次につながる。もっと長く出たいし、まずは点を取りたい。しっかり底上げしていきたい」と、さらなる成長を誓った。