なでしこ佐々木監督、女子も本田に続け
サッカー女子日本代表の佐々木則夫監督(55)が14日、男子日本代表でイタリア1部の名門ACミランで背番号10を背負うことになった本田圭佑(27)と同じく、世界的な名門で10番をつける女子選手の登場を望んだ。
この日はJFAハウス内のサッカーミュージアム10周年記念のトークショーに出席。女子ではフランスのリヨンが世界有数のクラブに当たるが、「いいですよね。10番をつけるような選手が出ると」と期待した。
質疑応答で出た海外移籍のメリット、デメリットについての質問にも、「(海外組は)日本にはない人への厳しさ、(ボディー)バランスが違う。環境が成長させてくれると思う。プラスしかないと思います」と海外進出の意義を説いた。
年末には委員を務める国際サッカー連盟(FIFA)の戦略委員会に出席し、女子サッカーの普及には日本のように体格が小柄な国のスタイルが役立つことを意見する予定。ノリさんも世界で戦う。