川澄、山形名物の芋煮パワーで勝つ
「国際親善試合、日本-ガーナ」(13日、NDスタ)
サッカー女子の日本代表「なでしこジャパン」は12日、国際親善試合・ガーナ戦に向けて試合会場で公式練習に臨んだ。先発出場が濃厚なMF川澄奈穂美(28)=INAC神戸=は、山形名物の芋煮をパワーにしてアフリカの強豪を撃破すると誓った。
山形の味を力に変えて勝利に導く。なでしこ史上初となる山形県での国際Aマッチ開催に、川澄は「街を歩いていても、練習場でも本当に温かい声援を送ってくれる。(宿泊先の)旅館ではおいしい山形料理も食べているし、明日は恩返しという意味でも皆さんにプレーを見てもらいたい」と笑顔を見せた。
山形の郷土料理について「どれもおいしい。一番のお気に入り?やっぱり芋煮で」と断言した。芋煮はサトイモを中心とした低カロリーの鍋料理。消化吸収がよくエネルギーになりやすいだけにアスリートにもぴったりだ。
連覇がかかる仁川アジア大会を前に、壮行試合となる一戦。「(アジア大会で)チームとしてタイトルを取るのは絶対的な目標。個人としてもチームが必要な時に得点に絡めるようにやっていきたい」。山形での快勝を手土産に、決戦の地へと乗り込む。