昨季4冠から一転…INAC敗れ無冠

 「サッカー皇后杯・準々決勝、千葉1-0INAC神戸」(23日、丸亀陸上競技場)

 準々決勝4試合が行われ、5連覇を狙ったINAC神戸が千葉に0-1で敗れ、4強入りを逃した。準決勝には千葉のほか、なでしこリーグ年間優勝の浦和や仙台、日テレが勝ち進んだ。準決勝は浦和-千葉、日テレ-仙台のカードで28日、東京・味の素フィールド西が丘で行われる。

 INAC神戸は昨季4冠を成し遂げた女王の風格はなく、4連覇中だった全日本女子選手権でも敗退し、無冠で今季を終えた。主将の高瀬は「最低のシーズン」とうつむいた。ベテランの澤は前半9分に右膝を痛めて退いた。大事を取っての交代だったとし、重傷ではないと説明した後、「現実を受け止めて、また一からやり直す」と来季の巻き返しを誓った。

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