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コロンビア“バルデラマ２世”で決勝Ｔ

2014年6月21日

　後半、ロドリゲス（左手前）の先制ゴールを喜ぶコロンビアイレブン（ＡＰ＝共同）

　立役者は初戦のギリシャ戦に続き、この日も全得点に絡んだＭＦロドリゲスだ。後半１９分に左ＣＫを頭で合わせて先制点を奪うと、同２５分には中盤の相手のミスを逃さず、ボールを奪取。ダメ押し点を演出した。

　９０年代に活躍した英雄バルデラマが後継者と認める背番号１０は「仲間を助け、勝つことができた」と、笑顔。ペケルマン監督も「彼は成熟の過程にある。より技術の質を上げることもできる」とほれ込む２２歳が、左膝のケガが回復せず欠場したエースＦＷファルカオの穴を十二分に埋める活躍を見せている。

　得点を奪えば、チーム全員で歓喜のダンスを踊るほど、チームワークも抜群だ。突破を決めて臨むリーグ最終戦の相手は日本。勢いの違いは歴然だが、ペケルマン監督は「日本は我々と対戦するまでに、自分たちのサッカーを取り戻してくるはず」と、気を引き締め直した。

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