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かみ癖スアレスは「治療必要」見解一致

2014年6月29日

　イタリア戦で、相手選手にかみついたウルグアイのスアレス＝２４日、ナタル（ロイター＝共同）

　相手選手にかみつき、大会から追放されたウルグアイ代表ＦＷルイス・スアレス（２７）＝リバプール＝について２７日、国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）と国際プロサッカー選手会は「治療が必要」と一致した見解を示した。過去に２度も同じ行為で処分されており、悪癖を抑える方法についての議論も起きている。

　ＦＩＦＡは代表戦９試合の出場停止と、４カ月の活動禁止処分を科した。バルク事務局長は「１度なら突発の事件と言えるが、繰り返すのであればそうではない」と話した。

　一方、擁護する声も少なくない。国際プロ選手会は「リハビリと集中治療を受けることも処分の一部に含まれるべきだ」と声明文を出した。かまれた当事者のイタリア代表ＤＦキエリーニは「処分は重すぎる」と同情。アルゼンチンのスター選手だったマラドーナ氏は「彼は誰かを殺したのか？」と厳罰に疑問を呈した。

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