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ドイツ史上初！４大会連続の４強入り

2014年7月6日

　勝利を喜ぶドイツイレブンと、肩を落とすフランスイレブン（共同）

　ブラジルでの暑さ、湿度を考慮して堅守速攻に徹して体力を温存。１次リーグのあとに一部の選手が軽いインフルエンザの症状を訴えていたこともあり、ここ数年取り組んできたボールを保持して試合の主導権を握るゲーム運びをあえて見送り、名より実を取った。

　後半ロスタイムのベンゼマの強烈なシュートも、ＧＫノイアーが右手１本でスーパーセーブ。「フランスのような相手を無得点で抑えるのは簡単ではない。勝ててうれしい」。１次リーグ最終戦の米国戦から３試合続けての１点差勝ち。紙一重で勝利を引き寄せるしたたかさが目を引く。

　発熱でアルジェリア戦を欠場しながら、決勝点を決めたフンメルスは「このＷ杯は何でもうまくいって、自分でも驚くほどだ。我々の戦いがこれからも続くことを願っている」と確かな手応えをつかんだ様子。２４年ぶりの優勝が視界に入ってきた。

イチオシ！