初選出の宇佐美大舞台で成長見せる!恩師とのW杯「想像してなかった」
日本サッカー協会は5月31日、W杯ロシア大会に臨む日本代表23選手を発表した。MF本田圭佑(31)=パチューカ、MF香川真司(29)=ドルトムント、FW岡崎慎司(32)=レスター=の“ビッグ3”をはじめ経験、実績豊富な選手が多く名を連ねた中、12選手が初選出。MF原口元気(27)、MF宇佐美貴史(26)=ともにデュッセルドルフ=は初の大舞台に胸躍らせた。
初のW杯代表に選出されたMF宇佐美は31日、都内で取材に応じ、「うれしかったしホッとした」と喜びをかみしめた。
発表の瞬間は家族と見ており、蘭夫人(26)は思わず涙。「サッカーのことで泣いたのは初めて。そこであらためて実感した」と19歳から連れ添う愛妻の涙に感無量だった。
西野監督は自身が高2のとき、G大阪でプロキャリアをスタートさせてくれた指揮官。言葉の節々に懐かしさを感じながらガーナ戦を迎え、代表にも選んでくれた。「西野さんとW杯に行けるなんて1ミリたりとも想像してなかったけど、W杯も最初に経験させてもらえるのはありがたい。要求することはすべてやっていこうと強く思います」。W杯の舞台では「僕も成長しているはずだから、そういう姿を見せられれば」と恩返しを誓った。
W杯はサッカーを始めた頃から夢に描いた舞台だが、感慨に浸るつもりはない。「集中していい準備をしたい」。早速気持ちを切り替えていた。