武田修宏 西野監督の良さ主張「選手の言うこと全部聞く」 ハリル氏と対極
サッカー元日本代表でタレントの武田修宏(51)が3日、カンテレ(関西テレビ)で放送された「マルコポロリ!」に出演。サッカー日本代表前監督のハリルホジッチ氏解任の裏側について明かした。
ハリル氏の解任について「よかったと思います。このまま(ハリル体制で)W杯やったら、ほんとチーム内ゴタゴタで」と解説した武田。コートジボワールやアルジェリアの代表監督を歴任してきたハリル氏が「身体能力を生かしてしっかり守って攻めるサッカーのスタイルを日本代表にそのまま取り入れたため、選手の中で反発があり、ぶつかり合った」という背景があったことを明かした。
また、ハリル氏解任の前には、複数の代表選手から「武田さん、このままだと絶対ダメです」と直訴されるなど、選手間に危機感が募っていたことも打ち明けた。
西野氏について「非常にいい監督。選手全員に声をかけ、選手の意見を大事にする。(選手の意見を)すりあわせながらチームを作っていく」「選手の言うことを全部聞く」と評する一方、ハリル氏については「どっちかっていうと、『こうしろ』って言って(命令して)、選手がコミュニケーション取ろうとしても『ダメ』っていう(タイプだった)」とした。
2010年以降だけでも、サッカー日本代表監督にはザッケローニ氏、アギーレ氏、ハリル氏と外国人を招聘(しょうへい)しており、MCの東野幸治が「何で毎回毎回、外国人監督が?」と質問すると、武田は「外国人の監督ってのは、切りやすいんでしょうね、クビを」と答えていた。
なお、今回の放送分は5月29日に収録が行われた。