西野監督、対コロンビア戦術は「パラグアイ戦後」

練習を見つめる日本代表・西野監督=オーストリア・ゼーフェルト(撮影・堀内翔)
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 「サッカー日本代表合宿」(3日・ゼーフェルト)

 6大会連続のW杯に出場するサッカー日本代表は現地時間3日、直前合宿地のオーストリア・ゼーフェルトで本格的な練習をスタートさせた。標高1000メートルを超える当地での合宿初日。約2時間の練習ではランニングなどに加え、ボールを使ったミニゲームなどで汗を流した。

 チームを率いる西野監督が練習後に応じ、W杯初戦のコロンビア戦(19日・サランスク)の戦術については、W杯前最後の実戦であるパラグアイ戦(12日・インスブルック)後に決めると明言した。

 西野体制の初陣となった先月30日のガーナ戦では、ハリルホジッチ体制下では運用のなかった3バックの布陣をテスト。指揮官は、残されたスイス戦(8日・ルガノ)、パラグアイ戦でも4バックと3バックの2つの布陣をテストする考えを示した上で「選手は全員起用するつもりと伝えた」と、直前合宿中の2試合の方針を語った。

 すべては、初戦のコロンビア戦での戦い方を見極めることが狙いで、実際に同戦に向けた戦術が決まる時期については「すべてはパラグアイが終わったところになるかなと。(本大会の先発)メンバー的にもそういった形で持っていきたいと思います」。強豪相手の勝ち点を得るための戦術は、最終局面まで見極める。

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