大迫が腰打撲で途中交代…軽症の見込み
「国際親善試合、スイス2-0日本」(8日、ルガノ)
W杯ロシア大会に向け、欧州で事前合宿中のサッカー日本代表は8日(日本時間9日未明)にスイスのルガノでスイス代表と親善試合を行い、0-2で敗れた。
1トップで先発出場したFW大迫勇也(ブレーメン)を予期せぬアクシデントが襲った。前半に相手との接触で腰を打撲。しばらく腰を押さえながらプレーしたが、「横の動きが痛かったので」とピッチに座り込み、前半40分に武藤との交代で退いた。幸いにも軽症の見込みで、試合後には取材にも応じた。
前線から激しいプレスを仕掛けたが、味方との連係も欠いて孤立気味となった。「うまく走らされた。ボード上でサッカーをしている訳じゃないから」と振り返ったように、相手のボール回しに翻弄(ほんろう)された。
守備面で一定の手応えを感じた。試合の収穫について問われると「もちろん」と即答。ただ、チームの方向性については「監督を信じてやるだけ。完全にダメだった試合だとは思えない」と、努めて前向きに話した。