サウジ開幕戦で5発惨敗 今回もアジア勢苦戦か…前回大会は1勝もできず
「ロシアW杯・A組、ロシア5-0サウジアラビア」(14日、モスクワ)
サッカーロシアW杯は地元ロシアの5ゴール大勝で幕を明けた。前半12分にMFユーリー・ガジンスキー(28)=クラスノダール=がヘディングで大会初ゴールを決めると、地元ファンの声援を受けて猛攻を繰り広げた。
最高のスタートを切ったロシアに対し、最悪の結果となったのがサウジアラビアだ。3大会ぶりの出場となったW杯で見せ場なく5失点惨敗した。
この大敗はアジア勢としても見過ごせない。アジア最終予選では日本と1勝1敗と互角だったサウジアラビア。この試合では、ほとんど攻撃の形をつくることさえできずに守勢を強いられた。19日に強豪コロンビアとの初戦を控える日本も、十分警戒したい。
前回ブラジルW杯では、アジアから出場した4カ国はすべてグループ最下位に終わった。オーストラリアが3連敗。日本、イラン、韓国が1分け2敗と1勝も挙げることができず大会を去った。4年が経過しても、その流れは変わったとは言い難い結果となった。