サッカーW杯の日本代表戦 大阪でもPV…被災者も「勇気をもらえる」と興奮
「ロシア杯・H組、コロンビア1-2日本」(19日、サランスク)
前日に震度6弱の地震に見舞われた大阪府でも、パブリックビューイング(PV)が実施された。
大阪駅近くの商業施設「グランフロント大阪」では、NHK大阪放送局が「8Kスーパーハイビジョン」を使ったPVを実施。超高精細映像と立体音響により、会場は競技場で生観戦しているような臨場感に包まれた。
抽選で選ばれた約200人が集まった会場は、試合の展開にあわせて「よし!」「行け!」「おい!」などと、歓声や拍手が起こる大盛り上がり。後半、大迫勇也のヘッドで日本が勝ち越した際には200人が一斉に立ち上がり、ゴールを決めた「大迫」コールが沸き起こった。
知人と観戦に訪れた大阪在住の20代公務員は、「選手の声も聞こえてきて、臨場感がすごい」と興奮気味。前日には地震もあったが「気持ちを切り替えて来ました。大阪出身の選手も頑張っているので勇気をもらえますね」と話し、本田圭佑、香川真司ら関西ゆかりの選手も多い日本代表の奮闘に元気づけられたようだった。