岡田武史氏 西野監督の手腕に感動「本当、ジーンときますよね」
「ロシアW杯・H組、コロンビア1-2日本」(19日、サランスク)
西野朗監督が率いる日本代表の下馬評を覆す白星に、中継を担当したNHKで解説をした元日本代表監督の岡田武史氏は「本当、ジーンときますよね」と感慨ぶかげに快挙を見つめた。
自身も2度目のW杯となった南アフリカ大会で、期待・注目ともに低いなか、初戦のカメルーン戦で白星を挙げ、16強進出につなげた。そうした経緯も踏まえ、「いやあ、西野さん最高でしょうね。僕なんかの時はまわりが選手たちが自分で、川口とかベテランが中心になっていろんな思いはあっただろうけどやってくれて。西野さんも選手の心をつかんでやってくれて。本当、ジーンときますよね」と就任から2カ月でチームをまとめた西野監督の手腕をたたえた。
誰を招集し、誰を起用するのか。戦術はどうするのかと、批判や議論の的にされるのが日本代表監督の宿命でもある。「まわりからいろんなことを言われてね。大変だったと思いますよ。これからもまたそう簡単ではないかもしれないですけど、でも、結果を出したってことは素晴らしい」と賛辞を送った。