「大迫半端ないって」が生まれた滝川二の元監督 リアル半端ない伝説を明かす

第87回全国高等学校サッカー選手権・準々決勝で、競り合う鹿児島城西・大迫(左)と滝川第二・中西=2009年1月5日
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 19日に行われたサッカーW杯・日本-コロンビア戦で、勝ち越し点を入れたFW大迫勇也(28)の代名詞「大迫半端ないって」の源となった滝川二高サッカー部の元監督・栫(かこい)裕保氏が20日、日本テレビ系「NEWS ZERO」に出演し、大迫の高校時代の“半端ない”伝説を明かした。

 「大迫半端ないって」の由来は、大迫が鹿児島城西高時代にさかのぼる。全国高校サッカー選手権大会準々決勝で対戦した滝川二高が2-6で敗れ、当時の滝川二高の主将だった中西隆裕さんが「大迫、半端ないって」と泣きながら絶叫したのが始まり。

 当時、滝川二高を率いた栫氏は「完全に後ろからのディフェンスしかできなくて。あれはもう、半端なかったと思います」と、対戦した大迫の印象を振り返った。

 敗戦後、栫氏は相手チームの大迫のもとを訪れ「君は日本を背負う選手になるはずだから、今後の活躍を期待するので頑張ってね」と声をかけた。すると大迫は「本日はありがとうございました」と答えたという。栫氏は「非常にさわやかな澄んだ目で、一発でファンになるような雰囲気を持っていた」と“半端ない”一面を明かした。

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