ポーランド・レバンドフスキ悔し…W杯デビューはシュート2本
「ロシアW杯・H組、ポーランド1-2セネガル」(19日、モスクワ)
試合終了のホイッスルが鳴り響くと、思わずその場にしゃがみ込んだ。わずかシュート2本。ポーランドの大黒柱、FWレバンドフスキは消化不良に終わったW杯デビュー戦に、「チャンスがなかなか来なくて難しい試合になった」と無念さをにじませた。
序盤から厳しいマークに遭い、なかなかボールに触れない。後半5分すぎにドリブルでファウルを誘って得たFKを自ら蹴り、GKに阻まれたのが唯一の見せ場。所属するドイツ1部バイエルン・ミュンヘンでは29得点で得点王に輝いた抜群の決定力が影を潜め、「もっと動かないといけない」と反省した。
H組の“本命”がまさかの黒星発進。世界屈指のストライカーは「W杯は簡単じゃない。一生懸命やる」と、次戦・コロンビア戦の必勝を誓った。