スポーツ庁・鈴木大地長官「伝説的な大会に」西野ジャパンを激励
スポーツ庁の鈴木大地長官が21日、サッカーのロシアW杯を戦う日本代表を激励に訪れた。
ロシアW杯を視察中で、日本代表が大会中にベースキャンプ地として使用しているカザン市内の施設を訪問。選手たちに、スポーツ庁の職員などが寄せ書きを記した旗を寄贈した。
鈴木長官は、勝利した19日のコロンビア戦をサランスクのスタジアムで生観戦。「感激しましてね。みんな、『やったー』っていうガッツポーズをした。この場に居合わせていただいてありがたいなという感じでした」と感想を口にした。
最近のスポーツ界では、アメフットの悪質タックル問題、大相撲の暴行問題など暗い話題が多かっただけに「スポーツ庁の長官となって2年半ですが、初めて良かったなと思いました」と、リップサービスした。
宿舎内では、選手を激励し「皆さんの試合を見て、これからの若い選手が『オレもサッカー選手になろう』という気持ちになっていただけること。それから多くの国民が皆さんの戦いが生きがいになって『私も明日から頑張ろう』という感動をみんなに与えるような、そういう伝説的な大会にしてもらいたい」とエール。残り2試合に向けて「(選手たちも)これですべて終わったわけでなく、ここからだと話していたので、同じような気持ちで次以降も、初戦のような戦いを見せて欲しい」と期待をかけた。
自身も、1988年のソウル五輪の競泳男子100メートル背泳ぎで金メダルを獲得。選手たちに寄贈した、寄せ書きには『自分を信じて チームを信じて 日本を信じろ』と記したという。