オシム元日本代表監督 W杯で24日対戦のセネガルは「もっとも困難な相手」
元サッカー日本代表監督のイビチャ・オシム氏が20日深夜、MBS「戦え!スポーツ内閣」(水曜、深夜0・01)にVTR出演し、24日に控えるW杯セネガル戦を分析し、日本代表にエールを送った。
インタビューはロシアW杯開幕直前、オシム氏が滞在するオーストリアのグラーツ市内で行われた。オシム氏は、24日深夜に行われるセネガル戦について「H組でもっとも困難な相手」と分析し、「身体能力の差を技術で補うのはとても難しいこと」と指摘。一方、「コロンビアのような狡賢さは、セネガルにはない」「彼らより早く頭を使って粘り強くプレーすれば、ゴールを奪うことは不可能ではない」と攻略のヒントも提示した。
グループリーグ突破を目指す日本代表については「日本は運動量が豊富で、走ることに長(た)けている。技術的にも戦略的にも高く、アグレッシブなゲームができる」と評価。その上で、「試合が終わったあと、必ず悔いが残るだろう。しかし終わってからでは遅い。試合中に後悔しないようにいろいろやってみなさい。日本になら、それができる」とエールを送った。