久保A代表から刺激 東京五輪世代が貴重な経験「いつかこうなりたいなと思う」
2020年東京五輪出場も視野に入れるU-19(19歳以下)日本代表が22日、地元クラブのルビン・カザンU-19と練習試合(30分×3本)を行い、1-0で競り勝った。日本協会の方針でW杯ロシア大会に出場しているA代表に同行、練習相手を務めるなど貴重な経験を積んでいる。
西野ジャパンのコロンビア戦勝利に刺激を受けたのか、ヤング・ジャパンも序盤から飛ばした。1本目の3分に189センチの長身FW原大智(19)=FC東京=のミドル弾で先制すると、守備陣も無失点で終えた。
U-19代表の影山監督は「(選手たちは)非常にテンションが高い。目標にする選手や大会(W杯)が目の前にあるので、内なるものがかき立てられている」と選手の変化を喜んだ。
メンバー最年少、17歳のFW久保建英(FC東京)は観客席で初めてW杯を生観戦し、「普通の試合とは雰囲気が全然違う」。A代表の選手からも多くの刺激を受け、「トップレベルの選手を見ると、いつかこうなりたいなと思う」と話した。
久保はこの日、2本目に2トップの一角で出場。得点こそなかったが、ドリブル突破などで見せ場はつくり、「次戦では最後のゴールに近い所で仕事をしたい」。U-19代表は26日も練習試合(対戦相手未定)を行う。