日本代表 大阪北部地震の被災地・高槻市でもPV「頑張って欲しい」

 「ロシアW杯・H組、日本2-2セネガル」(24日、エカテリンブルク)

 18日午前に起こった大阪北部地震で震度6弱に見舞われ、大きな被害のあった大阪府高槻市でもパブリックビューイングが行われた。地震から1週間となったが、阪急・高槻市駅近くのスポーツバー「CARNIVOR」では、深夜にもかかわらず約30人が声援を送った。

 店を埋め尽くしたサポーターはテレビ中継に食い入り、試合の展開にあわせて「よし!」「行け!」「あー!」などと応援。前半34分、先制されていた日本が乾貴士選手のゴールで追いついた際には、大歓声に包まれた。後半、再びリードを許すと、「あ~」と大きなため息が漏れたが、再び同点に持ち込むと、ボルテージは最高潮に。一同飛び跳ね、ハイタッチするなど、この日1番の歓喜に沸いた。試合後には「まあまあ」「全然いい」など健闘をたたえる声が相次いだ。

 高槻市在住の30代公務員は、「コロンビア戦の勝利で一気に盛り上がった。にわかファンだけど、頑張ってほしい」とエール。被災地も水道やガスが復旧し、日常を取り戻しつつあり、「日本代表の活躍に勇気をもらえます」。関西ゆかりの選手も多く、代表の奮闘に元気づけられたようだった。

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