日本16強、田嶋会長は采配に賛辞「西野さんは度胸がある」 時間稼ぎには「成熟」
「ロシアW杯・H組、日本0-1ポーランド」(28日、ボルゴグラード)
日本サッカー協会の田嶋幸三会長が、2大会ぶりの決勝トーナメント進出を達成した西野朗監督の手腕を称えた。ポーランド戦では0-1と敗れている状態で攻撃せず時間稼ぎを行い、フェアプレーポイント差での2位を狙う戦術をとったが、「こういう戦いができるようになったのは、日本が成熟したなとあらためて感じた」と賛辞を送った。
結果を受けて「突破することが目的だったので、ああいうサッカーができるようになったのはすごいこと。選手の起用も西野さんは度胸があるなと思った。こういう戦いができるようになったのは、日本が成熟したなとあらためて感じた。サッカーってこういうもの。こういう試合を何度も見てきた。肝がすわってないとできない」と、紙一重の差での1次リーグ突破を成し遂げた西野監督をねぎらった。
決勝トーナメント1回戦はイングランドかベルギーと対戦する。「やりがいがある。どちらが来ても構わない。勝って8強に進みたい」と語った。