ベルギー主力温存、万全で日本戦へ ルカク、E・アザールら世界屈指攻撃陣

 「ロシアW杯・1回戦、ベルギー-日本」(2日、ロストフナドヌー)

 H組2位で2大会ぶりの決勝トーナメント進出を決めた日本(FIFAランク61位)は、G組1位となったベルギー(同3位)との対戦が決まった。ベルギーはこの試合でエースFWルカク、突破力に優れたE・アザールといった主力を温存している。

 ベルギーはセンターFWのルカク、左サイドを攻め上がるE・アザール、得点機を冷静に仕留めるメルテンスというFW陣を、マンチェスター・シティー所属のMFデブルイネが操るという高い攻撃力が自慢だ。

 日本とは過去5回対戦し、2勝1敗2分け。W杯でも日韓大会で対戦しており、日本は引き分けに持ち込んだことで史上初の決勝トーナメント進出への足がかりとした。

 近年では日本が欧州に遠征して対戦している。ザッケローニ監督時代の13年にはブリュッセルで親善試合を行い、打ち合いの末に日本が勝利した。ハリルホジッチ監督時代の昨年11月にもブルージュで対戦し、0-1で敗れている。以下、過去の対戦結果。

・99年6月3日  △0-0 キリン杯

・02年6月4日  △2-2 W杯日韓大会1次L(得点者)鈴木隆行、稲本潤一

・09年5月31日 ○4-0 キリン杯(得点者)長友佑都、中村憲剛、岡崎慎司、矢野貴章

・13年11月19日○3-2 国際親善試合(得点者)柿谷曜一朗、本田圭佑、岡崎慎司

・17年11月14日●0-1 国際親善試合

 ルカクは今大会2試合に出場し4得点。屈強な肉体で相手守備選手をはねのけつつ自身のプレーができるのが強み。E・アザールは世界屈指の突破力を持ち、チュニジア戦では試合開始早々にエリア内への突破でPKを奪取し、自ら決めた。ベルギーはこうした主力選手を多くイングランド戦で休ませている。日本も6人を入れ替えてポーランド戦に臨んだが、高い強度のプレーが求められるサイドバックの長友、酒井宏、攻守の中心を担う守備的MFの柴崎はフル出場しており、中3日での試合に回復が重要になる。

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