岡崎 ベルギー戦出場ピンチ…ポーランド戦で右足首負傷 別メニュー調整
「ロシアW杯・1回戦、日本-ベルギー」(2日、ロストフナドヌー)
サッカーのW杯ロシア大会で2大会ぶりの16強入りを果たした日本代表は30日、ベースキャンプ地のカザンで、決勝トーナメント1回戦のベルギー戦(2日・ロストフナドヌー)に向けて冒頭15分間をのぞく非公開練習で調整を行った。
侍ストライカーのベルギー戦出場に暗雲が立ちこめてきた。30日に行われた冒頭15分間をのぞく非公開練習。練習開始時にできた円陣がとけると、FW岡崎慎司(32)=レスター=はトレーナーと共に室内へと向かっていった。
岡崎は、ここまでの3試合すべてに出場。途中出場だった第2戦のセネガル戦では、ゴール前のつぶれ役となるなどMF本田の値千金の同点弾に絡んだ。ポーランド戦では2トップの一角で先発。献身的な守備や、代名詞であるダイビングヘッドを見せるなど躍動したが、後半開始早々に右足首を痛めて交代していた。
同戦後には「(次に向けて)もちろん準備はしたい」とベルギー戦を見据えていた。この日、取材に応じた西野監督は「オカは前から持っている足首を、この前の前半の終わりに(痛めた)。でも、今日はだいぶ(良くなっている)」と語るなど一進一退の状態だ。
泥くさく混戦に飛び込むスタイルで、日本歴代3位のAマッチ50得点を挙げている実績もあるだけに、誰もが軽傷を祈っている。