ウルグアイ8強 カニバが2発!スアレスとの規格外の連係見せた

 「ロシアW杯・1回戦、ウルグアイ2-1ポルトガル」(30日、ソチ)

 決勝トーナメント1回戦が始まり、A組1位のウルグアイはB組2位の欧州王者ポルトガルを2-1で破り、2大会ぶりのベスト8入りを決めた。

 終始押し込まれる展開の中、ウルグアイの背番号21が類いまれな決定力を発揮し、勝利へ導く2ゴールをたたき込んだ。チームをベスト8進出に導いたFWカバニは「言葉に表せないくらいうれしい」と感慨に浸った。

 開始7分、盟友スアレスと規格外な連係をみせた。右サイドに開いたカバニが、逆サイドへ約50メートルの絶妙なロングパスを送る。受けたスアレスが左サイドで仕掛ける間にゴール前へ走り込み、クロスを豪快に押し込んだ。

 2人でピッチの幅を目いっぱい使ったダイナミックな攻撃には、対策を練ってきたポルトガルのサントス監督も驚きを隠さず「あんな点の取り方は見たことがない。予想していなかった」と脱帽。1-1の後半17分にはゴール左前から右足で蹴り込み、決勝点を奪った。

 4強入りした2010年大会以来の準々決勝進出に貢献。後半29分にふくらはぎを痛めた際には、C・ロナウドに肩を借りてピッチを後にした。「軽症であることを願っている。まだ夢を追い続けたい」。志半ばで散ったポルトガルのエースの思いも背負い、さらに上を目指す。

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