ベルギーに惨敗の日本、各国メディアが健闘たたえる「大きな賭け報われた」

 「ロシアW杯・1回戦、ベルギー3-2日本」(2日、ロストフナドヌー)

 サッカーのW杯ロシア大会を戦う日本代表は2日(日本時間3日未明)、日本史上初となる8強入りをかけてベルギーと対戦して2-3で敗れた。後半にMF原口元気(27)=ハノーバー、MF乾貴士(30)=ベティス=が相次いでゴールを挙げて2点をリードしたが、後半ロスタイムの失点を含めた3失点を喫して逆転負け。新たな歴史を刻むことはできなかった。

 優勝候補のベルギーに惜敗した2日の日本代表の戦いぶりに、各国メディアからは健闘をたたえる報道が相次いだ。英BBC放送は、ハリルホジッチ監督解任劇や物議を醸したポーランド戦の時間稼ぎがありながらも「日本の大きな賭けは報われたようだ」と総括。日本が一時2-0とリードした際は「日本が準々決勝に進むアジアで三つ目の国になるように見えた」と振り返った。

 ブラジルの有力紙グロボのスポーツサイトは、日本が事前の予想を覆して健闘し「黄金世代のベルギーを仰天させた」と驚きをもって報じた。韓国の東亜日報も「遅延戦術を批判された日本、ベルギー攻め立て名誉回復」との見出しを取り、中央日報は「ベルギーの肝を冷やした日本、最後の1分をこらえられなかった」と伝えた。

 中国メディアも「これこそアジア最強のプレーだ」と絶賛。ニュースサイト「新浪網」は「日本の成功は偶然ではない。彼らは一貫して技術を主とするプレースタイルを磨いてきた」と評価し、日本のチームや選手育成システムを見習うべきだと訴えた。

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