長谷部、代表引退インスタで発表「ひとつの区切り」酒井高も「目指すつもりない」

 頼れる主将が日本代表に別れを告げた。敗退から一夜明け、長谷部は3日、自身の公式インスタグラムを更新。「この大会を最後に日本代表にひとつの区切りをつけさせていただきたいと思います」と、代表引退を表明した。

 ベルギー戦では2点を先攻しながら勝ち切れなかった。「2-0まではいいサッカーができた。そこからの試合運びが自分たちの甘さ。言葉を選ぶのが難しい」。受け入れがたい幕切れに試合後、主将の目は潤んでいた。

 ハリルホジッチ前監督が解任され、新体制となったチームを主将として懸命にまとめてきた。だが、一時はその座を降りる覚悟もあった。西野監督の就任直後、「若い選手に、他の選手にキャプテンを任せるというのなら、全面的にサポートします」と伝えた。指揮官が首を縦に振らず続投となったが、すべてはW杯で勝ちたい、その一心であった。

 06年2月の代表デビューから約12年半。3大会連続でW杯に名を連ね、日本歴代5位の国際Aマッチ114試合に出場した。「日の丸を背負って戦った時間は僕にとって誇りであり、なにものにも代え難い素晴らしいものでした」と、感謝の言葉をつづった。

  DF酒井高は敗退決定後「次のW杯を、僕は目指すつもりはない。未来と希望がある選手が目指したほうがいい」と述べ、今大会を自身最後のW杯とする意向を明かした。10年南アフリカ大会はサポートメンバーとしてチームに同行。前回ブラジル大会は代表入りしながら出場機会がなく、今大会の1次リーグ第3戦のポーランド戦で初めてW杯のピッチに立った。

 酒井高は「チームのためにすべてを尽くした」とすっきりした表情だった。

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