吉田麻也が男泣き 次期主将候補「どうあがいても長谷部誠にはなれない」
日本代表は4日、カザンからモスクワ経由の航空機で帰国の途に就く。5日に日本に到着する予定。
DF吉田麻也(29)=サウサンプトン=が3日、男泣きした。長谷部への思いを問われると「本当に素晴らしいキャプテンで」と言ったきり、1分間ほど沈黙。頬を何度も涙が伝った。
「7年半、彼と一緒にやってきたけど、あれだけチームのことを考えてプレーできる選手は少ない。学ぶことはたくさんあった」。口を開くたびに言葉に詰まり、顔を拭った。嗚咽(おえつ)を抑えながら長谷部への尊敬を口にした。
4年後について「今は先のことは見えてこない。自分自身の闘いが待っている。そこに打ち勝っていくことしか頭が回らない」と、足元を見つめた。長谷部の後継者として次期主将が有力だが、「どうあがいても長谷部誠にはなれない。誰かやってくれないかなと思います」と、涙交じりに笑った。