「ポストCロナ」候補は4人 レアルが狙うのはネイマール?エムバペ?

 サッカースペイン1部リーグ、レアル・マドリードの来期補強が一気に加熱する見通しとなった。10日にポルトガル代表FWクリスティアノ・ロナウド(33)のユベントス(イタリア)への移籍が発表されたことで、ポスト・ロナウドのスター選手確保の動きが本格化必至の情勢を担っている。

 スペインのスポーツ紙アスによると、候補となるのは現在のところ4選手。まずパリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマールで、本人は来年のスペイン復帰を想定しているが、レアル側が計画の一年前倒しに踏み切るのではと見ている。

 続いて同じくPSG所属のフランス代表FWキリアン・エムバペ。前所属モナコからの退団時にも獲得の話があったが、破談に終わっていた。ロシアW杯の活躍で関心が再燃した格好だが、PSGからの離脱はネイマール以上に難しいと考えられている。

 比較的獲得が容易と考えられるのが、ベルギー代表のMFエデン・アザール。所属のチェルシー(イングランド)は来季欧州チャンピオンズリーグに出場せず、現契約の満了は2020年となっており、最も移籍金が抑えられそう。また自身もいつかレアルでプレーしたいと公言している。

 点取り屋としての評価が高いのはイングランド代表のFWハリー・ケーン。レアルは数カ月前から選手の状況を調査しているが、W杯前に現所属のトットナム(イングランド)と26年まで契約延長している。また同クラブのレビー会長はハードな交渉人で、引き抜きは簡単にはいかないと考えられる。

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