サッカーのＷ杯ロシア大会で日本代表の１６強入りに貢献したＦＷ乾貴士（３０）＝ベティス＝とＦＷ大迫勇也（２８）＝ブレーメン＝が１５日、都内で行われたアシックスの「２ｏｎ２」のイベントに参加した。日本代表の次期監督について、ロシアでコーチを務めた東京五輪男子代表の森保一監督（４９）が最有力に挙がる中、乾も「あの悔しさを知っている人間がやるべき」と、オールジャパンで臨んだロシアＷ杯からの路線継続を希望した。

　新指揮官決定へ秒読み段階となる中、選手側から初めて“意見”が出た。イベントを終えた乾は「ロシアの結果をどう今後につなげていくか」という問いに「あの（ロシアの）悔しさを知っている人がやるべき」とキッパリ。そのまま次期監督についても言及し「あの中にいた人が監督をやった方が日本サッカーのためになる」と、西野ＪＡＰＡＮの経験を継承できる人物が適任との見方を示した。

　その上で「今までも４年やって辞めてとか、ベスト１６にいっても辞めてとかいうやり方しかやってない。それじゃやっぱりよくないですし、一度誰かが８年続けるとかそういうのも面白いんじゃないかなと思う」と、これまでになかった継続性を望んだ。