田嶋会長、次期監督「候補は1人」 森保氏と直接面談へ
日本サッカー協会の田嶋幸三会長(60)は21日、日本代表次期監督候補と近日中に直接面談する考えを示した。監督を選定する技術委員会から人選を一任された関塚隆委員長と2日連続で会談。候補が1人に絞られたことを明かした上で、「そういう時間が取れるなら是非そうしたい」と述べた。就任が決定的になっている東京五輪代表監督の森保一氏(49)と対面で細部を詰めた上で、26日の理事会で正式決定する運びだ。
田嶋会長はこの日、都内で行われたなでしこリーグカップ決勝を視察。候補が1人に絞られたかと問われ「そうですね」と明言した。最後まで具体名は避けつつも、「しっかりとそういう(監督要請の)話はしていないということです」と、頻繁に接触している人物であることを示唆。さらに「そこ(26日)まででサインできるようなことになれば」と話した。
既に協会側は水面下で森保氏に対して意向を確認し就任に前向きな感触を得ている。直接面談では、A代表と五輪代表の監督を兼任した場合に生じる日程面などの調整や専任案も含めた細部が話し合われる見込みだ。